どのような室内空間でも、配線ダクトを用いてケーブルを綺麗に収納するには、本体を固定する作業が必要になります。固定方法の選択肢により違いはありますが、固定作業においては欠かせない用品というものがあるので、購入する時には同時に準備をしておくことでスムーズな設置を行えます。木製や石膏ボードに対して配線ダクトを固定するような場合は、木工ネジとプラスドライバーは必要です。更にネジを打ち込むポイントを正確に行うには、木工用のキリがあれば非常に便利です。
キリで少しの下穴を開けておけば、ネジを打つ場所を明確化できるので、作業をする上では楽に行えるメリットと、木材やボードの破損を無くすことも可能になります。固定したい場所がコンクリートの壁の場合は、完全に手作業で固定することはできません。コンクリート用のネジを準備することは基本ですが、このタイプのネジでも手動では打てません。解決策で有効な用品はインパクトドライバーとコンクリートの下穴を開ける専用のビットも必要です。
ビットは用いるネジの太さに合わせる必要性があり、下穴を開けてから専用ネジをインパクトドライバーで打ち込む方法になります。配線ダクトをネジで固定する方法ではなく、別の方法を選択する時には、必要な用品は両面テープが該当しています。両面テープといっても多彩な種類の商品が販売されていますが、原則として超強力タイプを用いないと落下する危険性があります。超強力タイプでも平らな面で使えるものや粗面用も販売されているので、壁材や壁のコンディションで使い分けすることも基本です。