事業所で役立つlanケーブル対応配線ダクトの概要

配線ダクトという設備をご存知でしょうか。これは公共施設や学校といったOA機器を数多く設置してる場所に備えられている電気設備であり、各OA機器の電源コードを1箇所にまとめておくことができます。電源コードが散らからないようにして室内の景観を美しくすると同時に、コードで足を引っ掛けて転倒事故が起こるのを未然に防ぐこともできます。以前であれば電源コードにのみ対応している配線ダクトしかありませんでしたが、昨今ではインターネット通信用のlanケーブルに対応した専用ダクトもあるほどです。

lanケーブル対応配線ダクトは主に事業所で使用されているのが特徴で、ただ単にコードを収納するだけでなく付加価値も備えているのが特徴です。事業所だと数多くのパソコンが設置され、その1台1台にlanケーブルが接続されます。これはどの端末からでもインターネットに接続できるように配慮されているからであり、現代社会の一般的な業務には必要不可欠な対応といえます。このケーブルに対応した配線ダクトには、ハブ機能が備えられているものがあります。

ハブ機能とは1本のコードの先端をハブと呼ばれる分配機につなぐことで、さらに枝分かれをした形で複数台の端末に接続できる周辺機器です。これにより短いlanケーブルを使用して効率良くパソコンにインターネット通信環境を付加できるというわけです。事業所のような数多くのパソコンを同時に使用するところに特化したダクトといえるでしょう。

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