工作機械やロボット、生産設備などにおいては、メンテナンスや部品交換の間隔などを明記するための銘板が必ず取り付けられています。
しかしこれらは使用する素材によっては劣化しやすく、次のメンテナンスの時に見てみるとボロボロになって確認できなかったなんてことにもなりかねません。設備をしっかりと維持するためにも、耐候性に優れた銘板をおすすめします。耐候性に優れた銘板の特徴は、素材にアルミを使用していることです。他の金属などに比べて錆びることがほとんどなく、水などで濡れてしまうような場所でも問題なく使うことができます。
またこすれにも強いため表面が削り取られ摩耗することもありません。本体は残っていたが文字が見えなかったという事態も防ぐことができます。ただしアルミを採用するだけでは、耐候性に優れている銘板とは言えません。重要なのはどのような方法で文字を記入するかということです。これまではインクを使用して表面に印刷するのが一般的でした。しかしこの方法では太陽光などに弱く、すぐに見えなくなってしまいます。
おすすめなのはレーザーを使用して文字を書き込んだものです。レーザーは本体の表面を削り取ることで文字を書き込んでいくため、インクなどを使用した場合に比べて剥がれ落ちたり薄くなって見えづらくなるといったことがありません。レーザー光は自由に絞ることが可能で、印刷では難しかった細かな文字や精細感のある文字を書き込むことも可能です。熱や酸にも強く、工場内での使用にも適しています。