オーディオ機器と聞くと、コンポスタイルの製品をイメージする人は多いのではないでしょうか。
一昔前は単品オーディオと呼ばれるものに注目が集まっていて、好みのアンプやカセットデッキ、チューナーやレコードプレイヤー、そしてCDプレイヤーなどを組み合わせて音を楽しんでいた時代がありました。単品オーディオはそれぞれ好みの機器を買い揃えることができるメリットがありますが、一つ一つが大きなサイズですから狭い部屋に置くとなるとスペースをとってしまうなど現在の主流はコンポスタイルが定着しています。
しかし、近年昔ながらの単品コンポに注目が集まり始めており数は少ないもののオーディオメーカー各社では独自の技術を終結させたアンプやチューナーなどを開発、注目が集まっているようです。単品コンポの場合は、配線をそれぞれに行う必要がありますのでリアパネル側は配線だらけになりがちです。
この配線は何に接続されているものであるのかをわかりやすくしてくれるのが線名札で、主に産業機器内部などで線名札が使われているケースが多くあります。ただし、線名札は配線の種類などを明記して線材に取り付けるための道具ですからオーディオ機器のRCAプラグやキャノンコネクタ、スピーカーケーブルなどに取り付けておけばそれぞれの配線が何を目的にしているのか、録音側なのか再生側なのかそれぞれの配線を辿ることなく識別することができるようになどのメリットに繋げることが可能です。